夏こそシルク
前回、夏を涼しく過ごす家について綴りました。
今回は「夏を快適に過ごす衣類」についてです。
皆さんは「シルク」というと、どんなものを思い浮かべますか?
シルクサテンのパジャマやシャツ、お着物が好きな方なら正絹など、光沢のある高級品というイメージがないでしょうか?

日本では古来、衣類に使われていたのは麻。
縄文時代には麻、楮(こうぞ)など、植物からとった繊維で衣類を作っていました。
弥生時代になると、絹や毛などの新しい素材が使われるようになりました。
草木染めもこの頃から行われています。
群馬県は養蚕が盛んで、日本一の生産量を誇っています。
私が子どもの頃は、桑畑が近所にあり、どどめを食べ、口を紫色にしたことがあります。
それが養蚕農家の件数が減り、いつの間にか桑畑も見ることがなくなりました。

さて、その貴重なシルクですが、夏涼しく・冬暖かい素材だということをご存知ですか?
シルクの特徴
シルクは天然のタンパク質繊維で、吸湿性や放湿性が高く、汗を素早く吸い取って外へ逃がします。
吸湿性は綿の1.3〜1.5倍。
そのため、蒸れにくくベタつかず、夏でも肌に優しいサラリとした感触が持続します。
また、通気性と適度な保温性もあり、外気温との差を和らげてくれます。静電気が起きにくく、敏感肌の方にも安心してご使用いただけるため、暑い季節にこそシルク製品はおすすめです。
シルク製品を作っている「心衣」では、お肌に優しいシルクをお求めやすい価格でお渡しできるように、自分たちで草木染めも行っています。
これまでイベントやホームページ、限られたショップで販売していたシルク製品ですが、おたまんちでもお取り扱いを始めました。
まずは蒸れず、角質ケアもしてくれる靴下を入荷しました。
量産できませんので、わずかとなっていますが、肌触りや草木染めの美しい色合いなど、お手に取ってご覧いただけます。

Mサイズは女性用。
Lサイズは男性用となっています。
また靴下以外のシルク製品も、心衣のホームページからお求めいただけます。
心衣
https://kokoromo.shopinfo.jp/


私も愛用している心衣のシルク製品。
きちんと肌が汗をかくのに(ここ大事!発汗することで体温を下げます)放湿効果が高いので、靴下は蒸れないし、アームカバーは涼しく感じます。
ぜひお試しください。
なお、人気商品のため、お好みのものが売り切れている場合もございますので、ご了承ください。